20140426_141: ロンメル銭湯兵 ★@転載禁止 2014/04/26(土) 15:49:52.20 ID:???
 韓国内を騒然とさせたソチ五輪フィギュア女子、キム・ヨナの採点問題は、国際スケート連盟(ISU)が韓国スケート連盟の
不服申し立てを受理したことで、新たな局面を迎えた。韓国内では、勝訴へ自信をのぞかせ勢いに乗ったキム・ヨナのファンが
ネット上でISUのチンクワンタ会長の辞任を求める署名活動を展開する始末。一方、ロシア側は五輪から2カ月近くを経ての提訴に
「荒唐無稽だ」と困惑を隠せず、キム・ヨナを抑え金メダルを獲得したアデリナ・ソトニコワはフェイスブックが誹謗中傷で炎上、
「私が間違いを犯したの?」と打ちひしがれている。

 ISUが韓国スケート連盟の不服申し立てを受理したのは4月16日。韓国の聯合通信によると、提訴に関する書類は
10日にISUの懲戒委員会に発送された。ただ、内容は採点に対する不服ではなく、審判団の構成に関する異議で、

 (1)ロシア・フィギュア連盟の元会長であり、ロシア連盟の現事務総長であるワレンティン・ピセーエフ氏の夫人、
アラ・シェコフチョワ氏が審判に加わり、競技直後にソトニコワと抱き合った

 (2)審判の1人、ユーリ・バルコフ氏(ウクライナ)は1998年長野五輪でカナダ人審判らに八百長を提案したことが
2002年に明らかになり、1年間の資格停止処分を受けている

 (3)審判たちが不公正な採点をしたという疑惑もある

 という3点を問題視する。

 ISUの規定では大会60日以内(4月22日が期限)であれば、懲戒委員会への提訴は可能としている。今後3週間以内に
ISUとスポーツ仲裁裁判所(CAS)のどちらが担当するかを決めた上で、審査に入るという。

 今回の事態を受けて歓喜しているのは、韓国のネットユーザーで、その多くは「キム・ヨナの金メダル奪回」と沸き立っている。
だが、事態はさらにヒートアップした。もともとチンクワンタ会長に批判的だったグルノーブル五輪フィギュア男子の銀メダリスト、
ティモシー・ウッド(米国)やフィギュア専門の記者らが「会長はフィギュアの芸術性を落とし、導入した採点制は政治的威信に
固執した得点を生んだ」と批判、会長辞任を要求する請願運動をネット上で始めたのだ。

 韓国ネットユーザーにとっては、まさに渡りに船で、「チンクワンタ退陣にフィギュア専門家たちも乗り出した。私たちも
署名運動を助けよう」などと呼び掛けた。

 盛り上がる韓国側に対し、ロシア側は困惑。ロシア・メディアによると、スケート連盟のゴルシコフ会長は「ショートプログラム
(SP)が行われる前、フリーでは審判が4人交代し、5人はSPと同じになることを詳細に伝えた。フィギュアの試合ではよくあること。
(韓国側が)なぜ“審判の交代”を問題視するのか分からない」と疑問を呈し、「不満がある人は、その場で抗議することができる。
しかし、当時、韓国をはじめ不満を示した人がいるという話は全く聞いていない」と首を傾げる。(>>2以降へ続く)

産経ニュース 2014.4.26 12:00
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/140426/oth14042612000003-n1.htm

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