
2014.12.05
衆院選は本格的な選挙戦に突入した。野党に先んじて「アベノミクス」を争点にした安倍晋三首相に対
して野党がどこまで巻き返すか。
筆者は興味津々で1日に東京・内幸町の日本記者クラブで開かれた8党首の討論会を傍聴したが、拍
子抜けした。野党側はアベノミクスに代わる日本再生案を示せなかったからだ。
野党第1党民主党の致命的な欠陥は、公約など選挙準備不足によるのではない。政権の座にある当
時、財務官僚の言うがままになって、デフレ不況を深刻化させたことへの無反省だ。
安倍首相はアベノミクスによって、企業収益増、賃上げ、消費増の好循環を実現すると強調した。201
7年4月という期限を設けて、経済を安定成長軌道に乗せ、税の自然増収を実現し、消費増税なしで財
政再建を目指すのを「国家の意思だ」と言い切った。
民主党の海江田万里代表の論点は「アベノミクスの失敗」である。2度にわたる異次元金融緩和がも
たらす円安は物価の上昇を招き、所得格差を生み、生活者や中小企業を苦しめていると批判した。
確かに、アベノミクスがまんべんなく国内にその恩恵が行き渡っているわけではない。だが、民主党政
権は超円高・デフレを放置して企業の国際競争力を失わせ、雇用機会を喪失し、家計消費を萎縮させ、
税収を減らしてきた。海江田氏は異次元緩和に代わる「柔軟な金融政策」を提起したが、その言葉の響
きは白川方明(まさあき)総裁当時の日銀の小出し緩和によるデフレ容認策そのものである。
(記事の続きや関連情報はリンク先で)
引用元:ZAKZAK http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20141205/ecn1412050830003-n1.htm
衆院選は本格的な選挙戦に突入した。野党に先んじて「アベノミクス」を争点にした安倍晋三首相に対
して野党がどこまで巻き返すか。
筆者は興味津々で1日に東京・内幸町の日本記者クラブで開かれた8党首の討論会を傍聴したが、拍
子抜けした。野党側はアベノミクスに代わる日本再生案を示せなかったからだ。
野党第1党民主党の致命的な欠陥は、公約など選挙準備不足によるのではない。政権の座にある当
時、財務官僚の言うがままになって、デフレ不況を深刻化させたことへの無反省だ。
安倍首相はアベノミクスによって、企業収益増、賃上げ、消費増の好循環を実現すると強調した。201
7年4月という期限を設けて、経済を安定成長軌道に乗せ、税の自然増収を実現し、消費増税なしで財
政再建を目指すのを「国家の意思だ」と言い切った。
民主党の海江田万里代表の論点は「アベノミクスの失敗」である。2度にわたる異次元金融緩和がも
たらす円安は物価の上昇を招き、所得格差を生み、生活者や中小企業を苦しめていると批判した。
確かに、アベノミクスがまんべんなく国内にその恩恵が行き渡っているわけではない。だが、民主党政
権は超円高・デフレを放置して企業の国際競争力を失わせ、雇用機会を喪失し、家計消費を萎縮させ、
税収を減らしてきた。海江田氏は異次元緩和に代わる「柔軟な金融政策」を提起したが、その言葉の響
きは白川方明(まさあき)総裁当時の日銀の小出し緩和によるデフレ容認策そのものである。
(記事の続きや関連情報はリンク先で)
引用元:ZAKZAK http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20141205/ecn1412050830003-n1.htm
引用元: ・【民主党】民主党には不況を深刻化させた反省もアベノミクスへの対案もない [zakzak] [転載禁止]©2ch.net
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