元従軍慰安婦の韓国人女性２人がロサンゼルス近郊に設置されている慰安婦像などを訪れ、日本政府の対応を厳しく批判しました。

　現地時間２４日、韓国・元慰安婦の共同生活所「ナヌムの家」の女性２人がロサンゼルス郊外のグレンデール市を訪れ、去年設置
された慰安婦像に花を手向けました。

　今回の訪米は、アメリカ議会下院で日本政府に対し、元従軍慰安婦らに正式に謝罪することを求める決議が可決されてから、
まもなく７年を迎えることに合わせて、カリフォルニアの韓国系団体が企画したものです。

　２人は慰安婦像の前で「日本はまだ謝罪をせず、私たちがﾀﾋぬのを待っている。過去に起こったことを否定すべきではない」などと
日本政府を厳しく批判しました。続いて２人は慰安婦像のすぐ横にある市立図書館を訪れ、慰安婦を題材にした展示会を見学しました。

　「毎年、元慰安婦の女性たちは歳をとり、時間が迫っています。私たちはホロコーストのようにこの歴史的な事実を（アメリカで）
広めたいと思っています」（ツアーを主催した韓国系団体）

　２人はこの後、ニュージャージー州で新たに設置される慰安婦像の除幕式に出るほか、ワシントンで下院議員らと面会する予定です。

ソース（TBS News-i）　http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2259339.html