no title1: ねこ名無し ★@無断転載は禁止 2016/12/10(土) 18:25:51.58 ID:CAP_USER
 【ソウル=名村隆寛】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾訴追案可決により朴氏の職務が停止したことで、国政停滞のさらなる長期化は避けられなくなった。朴氏が9日の閣僚会合で自ら述べたように、外交に加え、安全保障や経済分野への影響もじわり出始めている。

 朴氏は9月上旬、国際会議出席のためロシアや中国などを歴訪して以来、3カ月間、韓国にとどまっている。

 崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件で自身への批判が高まるなか、首脳級の国際会議には黄教安(ファン・ギョアン)首相が代理で出席し、外遊の多くは尹炳世(ユン・ビョンセ)外相に任されている。年内開催が困難な日中韓首脳会談が年明けに開催されたとしても、職務停止状態の朴氏が出席することはない。

 ◆統帥権失い安保懸念

 韓国にとって現在、頭が痛いのは中国との関係だ。北朝鮮のミサイルに対処する米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の配備を決めた韓国を中国は今夏以降、批判し続け、中韓関係は極度に冷え込んでいる。

 朴氏は対北制裁で国際協調を強調し続けてきたが、対中関係悪化は北朝鮮問題を抱えるなか、不安要素だ。

 核とミサイルで威嚇を続ける北朝鮮をにらみ、最後まで安保政策を手放さなかった朴氏だったが、軍の統帥権まで失ってしまった。今後の安保への懸念は保守派を中心に強い。

 国の安定を第一に考えれば、「日米との関係維持が韓国には最も現実的な道」(ソウルの外交筋)だ。外交、国防当局は朴氏の職務停止の打撃を最小限に抑えようとしている。ただ、保守政権の求心力が低下し、政権を左派に譲るようなことがあれば、外交や安保の見通しは不透明となる。

 ◆牽引役の財閥及び腰

 安保同様に不安視されているのが経済だ。朴氏は就任演説で「経済復興」を第一に訴えた。だが、韓国経済は朴政権下の約4年間、復興せずに悪化を続けており、悲観論が支配的だ。

 経済協力開発機構(OECD)は韓国の来年の経済成長率の予測値を3%から2・6%に引き下げた。国策研究機関の韓国開発研究院(KDI)も2・7%から2・4%に下方修正した。内政の混乱継続で成長率の大幅下落もあり得る。

 国政介入事件をめぐる国会の聴聞会でつるし上げにあったサムスン電子など、財閥の多くは全国経済人連合会(日本の経団連に相当)からの脱退を表明している。財閥主導だった韓国財界も経営での及び腰が目立ち、揺らぎ始めている。

http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20161210/frn1612101000001-n1.htm
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20161210/frn1612101000001-n2.htm

引用元: 【韓国】朴氏弾劾で日本にも影 中韓関係は極度に冷え込み…外交筋「日米との関係維持が最も現実的な道」[12/10] [無断転載禁止]©2ch.net

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