1: ねこ名無し ★@無断転載は禁止 ©2ch.net 2016/09/04(日) 06:25:02.68 ID:CAP_USER
リオデジャネイロ五輪の閉会式で、次回の開催国となる日本はわずか2分間の動画で主人公になった。
2020年の東京五輪をPRする動画は、サッカー漫画『キャプテン翼』の主人公や、ゲームのキャラクター「パックマン」などがストーリーを展開し、日本のソフトパワーを如実に示したとして好評を得た。
とりわけ、「スーパーマリオ」に変身して東京からリオまで土管で移動したという安倍晋三首相の登場は、これまでにない斬新な演出として絶賛を浴びた。
日本人たちもこの映像に感動し、リオ五輪の閉幕から1週間以上過ぎた今も、動画は1日に数万回再生されている。
この映像は、何度見ても感心するほど絶妙なものだ。あらゆる場面や登場する小道具にも、東京五輪を意味するメッセージが込められ、日本のネットユーザーたちはその魅力にはまったという。
普段はセイコーの腕時計を愛用している安倍首相は、この映像では1964年に作られたオメガの腕時計をはめていたが、これは同年の東京五輪と、五輪の公式タイムキーパーであるオメガを象徴するものだ。
バックに流れた音楽は、ブラジルに対する敬意を表して、サンバを編曲したものにし、各種目の映像は1964年の東京五輪のポスターの配色や構図をそのまま利用した。
『キャプテン翼』はブラジルで最も有名な日本の漫画であり、また笑みを浮かべながら22世紀から2020年の東京五輪を目指してやってきた「ドラえもん」は、東京五輪のメダリストが誰になるかをすでに知っていた。
このようなメッセージの背景には富士山や新幹線、東京スカイツリーなど、日本を代表する事物が数秒間隔で登場した。
緻密(ちみつ)かつ精巧につくられた日本の映像を見ていて、2014年の仁川アジア大会の開・閉会式のステージを思い起こした。スポーツ大会であるにもかかわらず、最初から最後まで芸能人による夜のショーを見せるようなものだった。
そこからは、スポーツマンシップで武装した崇高なアマチュアリズムは感じられなかった。ステージに立ったアイドルグループのダンスや、人気俳優たちのほほえみが、まるで韓国文化の全てであるかのように感じられた、苦々しい記憶がよみがえる。
伝統文化として韓服(韓国の伝統衣装)、キムチ、サムルノリ(打楽器の演奏)、韓屋(伝統家屋)を登場させただけで、コンテンツが貧弱だったのも、見ていてもどかしかった。
2018年の平昌五輪はもっと違ったものにならなければならない。韓国文化の本当のすばらしさを世界にアピールする機会にならなければならない。だが最近、平昌五輪の開・閉会式の演出担当者が辞退を表明したという、不吉なニュースが流れた。
当初、史上最悪の五輪になるといわれたリオ五輪は、環境や文化の多様性、難民などをテーマに、力強いメッセージを伝え、また史上最少の予算で大会を見事に成功させた。
競技施設の建設だけで2兆ウォンを投じている平昌五輪は、果たして世界にどんなメッセージを発するのだろうか。
平昌五輪でも、韓国の歴史や文化をアピールするのではなく、韓流スターに依存するだけの中身のないものなってしまうのではないか、と不安でならない。
ヤン・ジヘ記者
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/09/02/2016090201564.html
(>>2以降に続く)
引用元: ・【コラム】韓国は平昌五輪で安倍マリオを超えるアピールができるか、不安でならない[9/04]©2ch.net
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