1: ねこ名無し ★ 2017/06/05(月) 19:19:22.54 ID:CAP_USER
 今、北朝鮮が、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の下で、国際社会に対して、無謀かつ危険な挑戦を繰り返しています。中長距離ミサイルの発射実験。核実験。国連安全保障理事会手動の経済制裁や、アメリカのトランプ大統領による威嚇、中国の不快感表明にもかかわらず、留まるところを知りません。

 もし、北朝鮮がぎりぎりの一線を超えて、日本へのミサイル発射や、韓国への攻撃を始めれば、あるいは、トランプ大統領が北朝鮮に対するミサイル攻撃等に踏み切れば、東アジアは血の海となります。

 もし、生物化学兵器や核弾頭を搭載したミサイルが、日本の首都東京の中心部に打ち込まれれば、数万のいや数十万の命が失われ、日本の政治と経済は立て直しに数十年はかかるほどの被害を受けます。

 また、韓国に進軍するならば、最初の砲撃で、韓国の首都ソウルは火の海に。そして、戦闘の中で百万を超える命が失われるだろうと推定されています。過小に見てもです。東アジア、つまり、北朝鮮、韓国、日本は今、世界の中で最も危険な地域となっています。

 私は、1975年から77年まで、ドイツの大学で学んでいました。当時、大学には9名の北朝鮮からの留学生、十数名の韓国からの留学生がいました。同じアジア系の学生ということもあり、週末は、彼らとワインやビールを飲みながら、熱く語り合いました。

 北朝鮮からの留学生たちは、口々に、金日成国家主席を中心とする社会主義国家、朝鮮民主主義人民共和国が、いかに理想的な国かを熱く語りました。

 日本や韓国は今、北朝鮮より確かに繁栄しているが、その裏で、一部の資本家と、その資本家と癒着した政治家たちが、自分たちの利益と繁栄のために国民を搾取している。確かに、今、北朝鮮は貧しい。

 しかし、すべての国民が平等に富を分かち合い、明日の国づくりのために、必死に汗を流している。いずれは、韓国や日本では、抑圧された人民が立ち上がり、北朝鮮のような社会主義国家となる。その時こそ、共に学び合った我々が、それぞれの国の架け橋になろう。

 いつもそう語っていました。私は、彼らの国を愛する熱い心に感動したことを覚えています。

 彼らとは、その後もずっと連絡を取り続けてきました。しかし、1990年代の半ばから2003年の間に、一人また一人と連絡が取れなくなりました。金正日体制の中で、ほぼ全員が家族と共に粛正されたと聞いています。

 彼らが熱く愛した北朝鮮は、どこかで社会主義国家の国是を忘れてしまったようです。国民のための国家という当たり前のことを。

 当時共に学んだ韓国の学生たちとは、今も連絡が取れます。彼らは、今や、政治家や財界幹部、あるいはマスコミの世界で幹部として活躍しています。彼らの何人かと、先日会って話をしました。

 彼ら全員が、現在の韓国国民や政治家たち、官僚たちの危機感のなさを嘆いていました。「同じ民族なのだから、北朝鮮が韓国を攻撃することはない」。そう信じている人たちの多さにあきれていました。

 また、共に学んだ彼らが生きていてくれたら、今こそ、あの時の友情を国家間の良好な関係のために役立てることができたのにと、彼らを抹○した北朝鮮の体制を批判していました。そして最後にいわれた言葉は、私の心に刺さりました。

 「水谷君、それにしても、日本政府は、アメリカのトランプ大統領の陰に入るだけで、独自の平和安定のための動きを何もしていない。それどころか、憲法改正、特に第九条を改正して自衛隊を、かつての軍隊へと戻そうとしている。それが、どれだけ、現状でもこじれている韓日関係の悪化を招き、北朝鮮にとって有利になるかも考えずに。安倍首相は、北朝鮮を暴発させたいのかい」

http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170605/soc1706050020-n1.html

>>2以降に続く)

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軍事力を誇示する北朝鮮の軍事パレード=4月15日、平壌(ロイター)
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「夜回り先生」こと水谷修氏

引用元: 【夜回り先生・水谷修】国を滅ぼず危険な指導者・金正恩氏と国を損なう傲慢な指導者・安倍首相[6/05]

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