20140520_1755561: LingLing ★@\(^o^)/ 2014/05/20(火) 11:44:08.92 ID:???.net
【歴史戦 第2部 慰安婦問題の原点(1)前半】
河野談話ヒアリング対象者に虚偽証言者 「奴隷狩り」吉田氏、「従軍」広めた千田氏
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140520/plc14052007580006-n1.htm

慰安婦募集の強制性を認めた平成5年8月の河野洋平官房長官談話の作成過程にあたる同年1月から
5月にかけ、内閣外政審議室が実施したヒアリング(聞き取り)の対象者の全容が、産経新聞が入手した
政府文書で明らかになった。

対象者には、韓国で慰安婦の「奴隷狩り」を行ったと告白したものの、後に全くの虚偽だと発覚した
吉田清治と、軍属を連想させる造語「従軍慰安婦」を実際に使われていたかのように広めた作家の
千田(せんだ)夏光(かこう)=いずれも故人=が含まれていた。

史実や事実関係に基づかない「強制連行説」の原点となった2人の証言に政府が影響を受け、河野談話の
強制性認定につながった可能性も否定できない。

ヒアリング対象者は(1)旧軍関係者12人(2)元朝鮮総督府関係者5人(元経済警察課長、元慶尚北道
知事官房主事ら)(3)元慰安所経営者1人(4)元厚生省(現厚生労働省)関係者2人(5)大学教授、
研究者3人(6)書物執筆者3人-の計26人。

このうち(5)の大学教授については、慰安婦性奴隷説を唱える中央大教授、吉見義明とそれを否定する
拓殖大教授、秦郁彦の双方から話を聞いており、バランスはとれている。

ところが(6)に関しては千田、吉田と『慰安婦たちの太平洋戦争』などの著書がある山田盟子の3人で
全員が強制説に立つ作家となっている。

政府文書では、吉田の肩書について「元労務報国会下関支部動員部長(?)」と疑問符がつけられている。
吉田は昭和58年の著書『私の戦争犯罪 朝鮮人強制連行』でこの肩書を使って「韓国・済州島で奴隷狩り
を行った」「女子挺身隊とは従軍慰安婦のこと」などと記しているが、経歴ははっきりしない。

同書は韓国でも出版されたが、地元紙「済州新聞」の記者、許栄善が取材すると全くのデタラメだと判明。
秦も現地取材を行い、許に会ったところ「何が目的でこんな作り話を書くのか」と聞かれたという。

吉田は週刊新潮(平成8年5月2・9日合併号)のインタビューでは「本に真実を書いても何の利益もない」
「事実を隠し、自分の主張を混ぜて書くなんていうのは、新聞だってやっている」と捏造(ねつぞう)を認めた。

一方、元毎日新聞記者である千田は昭和48年の著書『従軍慰安婦』で、慰安婦を従軍看護婦や従軍
記者のように直接軍の管理下にあるよう印象づけた。ノンフィクションの形をとりながら「女性の大半は
朝鮮半島から強制動員した」「慰安婦の総数は昭和13年から同20年まで8万人とも10万人とも言うが、
その大半は朝鮮人女性」などと何ら出典も根拠も示さず書いた。

実際は、秦の推計では慰安婦の総数は2万~2万数千人であり、そのうち日本人が4割、朝鮮人は2割程度
だった。

産経新聞はヒアリング内容と評価、見解について内閣府に情報公開請求したが「公にすると今後、任意で
協力を要請する調査で、公開を前提とした回答しか得られなくなる」との理由で拒否された。

河野談話は日本国内にとどまらず海外にも弊害をもたらしている。米カリフォルニア州グレンデール市に
ある「慰安婦」像の撤去を求める訴訟を起こしている目良浩一は19日の記者会見でこう訴えた。

「訴訟で中国系団体の介入を招いたのも、真実でないにもかかわらず河野談話があるからだ。日本政府に
は客観的な事実を広報していただきたい」



吉田、千田の創作した“小説”が韓国語や英語に翻訳されるなど、史実と異なる強制連行説や性奴隷説が
拡大再生産されていった。「歴史戦」第2部は「慰安婦問題」を広めた人たちに焦点をあてる。
(敬称略、肩書は当時)

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