民進党の代表選が9月15日に行われ、蓮舫参議院議員が代表に選ばれた。旧民主党時代を含め、初の女性党首として、党勢を回復することはできるのだろうか。物議を醸した「二重国籍」問題はアキレス腱とならないか。
民進党の今後について、田原総一朗さんに聞いた。
■「二重国籍」問題は収束したと言える
蓮舫さんについては、二重国籍問題が新聞やテレビで大きな波紋を呼んだ。彼女は、台湾国籍の父親と日本国籍の母親の間に生まれたが、出生時の法律では「父親の国籍になる」とされていたので、もともとは台湾国籍だった。
ところが、1985年に国籍法が改正され、父親だけでなく母親の国籍を選べるようになった。そこで、当時17歳だった彼女は父親と一緒に台湾の事務所に行き、手続をした。彼女は日本生まれの日本育ちで、台湾語が話せない。
父親が係官と台湾語で話していたため、会話の中身はまったく理解できなかったという。
彼女は「そのとき台湾国籍を放棄したのだと思っていた」と説明している。しかし実は思い違いで、日本の国籍を取得したが、台湾国籍は放棄していなかった。以来、二重国籍のまま来てしまったということが、いまになって問題とされた。
だが、蓮舫さんの説明によれば、「台湾国籍を放棄したと思い込んでいた」ということなのであって、別に手続を怠ったわけではない。ごまかしたわけでもない。また、これまで不都合なことが起きたわけではない。
二重国籍のまま国会議員や閣僚を務めていたことが問題だと指摘する声もあるが、チェックしていなかった国の側にも不備があったといえる。
この二重国籍問題について、民進党の中でも一部で批判が起きたが、大きな動きにはならなかった。代表選で対決した前原さんや玉木さんも、このことで強い批判はしなかった。その結果、蓮舫さんが代表に選ばれた。
そういう意味で、この問題は収束したと言ってよいだろう。
むしろ注目すべきは、これから彼女が民進党の代表として、いかに戦うかということだ。
http://blogos.com/article/191132/
民進党の今後について、田原総一朗さんに聞いた。
■「二重国籍」問題は収束したと言える
蓮舫さんについては、二重国籍問題が新聞やテレビで大きな波紋を呼んだ。彼女は、台湾国籍の父親と日本国籍の母親の間に生まれたが、出生時の法律では「父親の国籍になる」とされていたので、もともとは台湾国籍だった。
ところが、1985年に国籍法が改正され、父親だけでなく母親の国籍を選べるようになった。そこで、当時17歳だった彼女は父親と一緒に台湾の事務所に行き、手続をした。彼女は日本生まれの日本育ちで、台湾語が話せない。
父親が係官と台湾語で話していたため、会話の中身はまったく理解できなかったという。
彼女は「そのとき台湾国籍を放棄したのだと思っていた」と説明している。しかし実は思い違いで、日本の国籍を取得したが、台湾国籍は放棄していなかった。以来、二重国籍のまま来てしまったということが、いまになって問題とされた。
だが、蓮舫さんの説明によれば、「台湾国籍を放棄したと思い込んでいた」ということなのであって、別に手続を怠ったわけではない。ごまかしたわけでもない。また、これまで不都合なことが起きたわけではない。
二重国籍のまま国会議員や閣僚を務めていたことが問題だと指摘する声もあるが、チェックしていなかった国の側にも不備があったといえる。
この二重国籍問題について、民進党の中でも一部で批判が起きたが、大きな動きにはならなかった。代表選で対決した前原さんや玉木さんも、このことで強い批判はしなかった。その結果、蓮舫さんが代表に選ばれた。
そういう意味で、この問題は収束したと言ってよいだろう。
むしろ注目すべきは、これから彼女が民進党の代表として、いかに戦うかということだ。
http://blogos.com/article/191132/
引用元: ・【田原総一朗】蓮舫「二重国籍」問題は収束した[9/21]©2ch.net
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