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    タグ:与良正男

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    変態新聞1: ねこ名無し ★@無断転載は禁止 2016/11/02(水) 18:51:30.11 ID:CAP_USER
    熱血!与良政談 差別の歴史を知らない罪

     100年以上前の1903年。大阪で開かれた博覧会に便乗して、民族衣装姿の朝鮮人や台湾先住民、アイヌなどと並んで沖縄県民(琉球人)が「7種の土人」として見せ物扱いで「展示」されたことがあった。沖縄では差別や蔑視の象徴だと今も語られる「人類館事件」だ。

     当時、沖縄の地元紙などは「アイヌや台湾と同一視されるのは侮辱」と抗議したそうだ。明治政府が進めた同化政策の中で、差別される側もまた差別的になっていく。そんなより悲しく深刻な事件としてとらえるべきかもしれない。

     米軍北部訓練場(沖縄県東村・国頭村)のヘリパッド建設に反対する人たちに対し、大阪府警の2人の機動隊員が「ぼけ、土人が」「黙れ、こら、シナ人」と暴言を吐いたのを目の当たりにして、「100年以上たっても、沖縄への差別意識や構造は変わっていない」と怒り、悲しんだ沖縄県民は多かったろう。

     2人の隊員はそれぞれ謝罪したうえで、「言葉の差別的意味を知らなかった」と説明したという。政府が閣議で決めた答弁書でも発言は「極めて遺憾」としながらも、隊員には「『沖縄の人を見下していた』との認識はなかった」とある。

     だが、差別意識はなかったで済ませてはならない。あえて言えば、この隊員のみならず、知らないこともまた罪だと私は思う。

     1879年の琉球処分から終戦直前の沖縄戦、そして戦後の米軍基地集中に至る沖縄の歴史を私たちはどれだけ知っているだろう。他の民族に対する差別も同じ。街頭でのヘイトスピーチだけではない。ネット上にはどれだけ差別的な言葉があふれていることか。それにどう対処するか。結局教育の問題だと私は思っている。

     大阪府の松井一郎知事が「出張ご苦労様」と隊員をねぎらい、「混乱を引き起こしているのはどちらか」と語ったのも看過できない。現場では反対派も激しい言葉を警官に浴びせているということなのだろう。確かに反対派も人格攻撃のような言葉は慎むべきだ。

     だが「売り言葉に買い言葉」「どっちもどっちだ」と総括してしまうと本質は何も解決しない。いや、そうした決着を狙っている人たちもいるということだ。それを忘れてはいけない。(専門編集委員)

    http://mainichi.jp/articles/20161102/dde/012/070/006000c

    引用元: 【毎日新聞】街頭でのヘイトスピーチだけではない。ネット上には差別的な言葉があふれている=与良正男[11/02] [無断転載禁止]©2ch.net

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    no title1: ニライカナイφ ★@無断転載は禁止 2016/09/22(木) 10:13:21.46 ID:CAP_USER9
    ◆熱血!与良政談 「純血・排外主義」を憂える=与良正男

    蓮舫・民進党新代表の、いわゆる「二重国籍」問題を考えたい。

    結論を言えば、蓮舫氏を激しく批判するいくつかのネットや新聞の言説に正直、私はうんざりしている。
    彼らの多くは「政党の代表がきちんと台湾籍放棄の法的手続きをとっていなかったのが問題」と言うが、やはり根底には純血主義や排外主義、民族差別意識があると感じるからだ。

    代表的な極論はこうだ。

    蓮舫氏が首相になって、仮に日本と台湾との間で紛争が起きた場合、台湾人を父に持つ蓮舫氏が日本を守れるのか、と。
    でも、この論法で言えば蓮舫氏が台湾籍をちゃんと抜いたとしても、彼らは同じ疑念を言い続けるのではなかろうか。

    もちろん蓮舫氏の対応も説明もお粗末だったというほかない。
    蓮舫氏には「なぜ、今さら指摘されないといけないのか」と被害者意識の方が強かったように思われる。
    政治リーダーはそれでは済まない。

    蓮舫氏は攻めるのは得意だが、守りに弱く、民進党は危機管理がなっていないというだけではない。
    少なからぬ日本人が国籍問題に敏感で、特に今はネットを通じて一気に拡大する現実を自覚していたとは思えないのだ。
    むしろ問題はそこだ。

    そもそも国籍に対する考え方や制度は各国で大きく違うことを、今回私たちは改めて知った。
    一方で日本国内には国籍(血脈?)を軽視するのは国家解体につながるとの意見も根強い。

    「国籍」は政治思想や価値観に直結しているのだろう。
    似た構図と言える永住外国人に地方参政権を与える問題も、強い反発から最近では国会論議が行われなくなっている。

    国家を優先するのか、個人を優先するのかは憲法改正でも大きな論点だ。
    グローバル化が進み、国際結婚により国籍選択を迫られる子どもも増えている。

    移民の受け入れという問題にも直面するかもしれない。
    そんな中でどう進んでいくのか。結果的に日本の大きな政治テーマが突きつけられているのだと思う。

    民進党に覚悟があるだろうか。
    民進党が「多様性」を重んじるというだけでは説得力がない。
    なぜそれが国民全体の利益になるのか。
    「理と情」を尽くした説明が必要だ。
    蓮舫氏だけではなく、それは「保守派」を自任する野田佳彦幹事長の当面の仕事ではないか。
    (専門編集委員)

    毎日新聞 2016年9月21日 東京夕刊
    http://mainichi.jp/articles/20160921/dde/012/070/004000c

    引用元: 【毎日新聞/コラム】蓮舫氏「二重国籍」問題の根底にある日本人の純血主義や排外主義、民族差別意識を憂える=編集委員・与良正男 [無断転載禁止]©2ch.net

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