no title1: 蚯蚓φ ★@\(^o^)/ 2014/07/12(土) 01:18:53.32 ID:???.net
▲「明治維新はどのように可能だったのか」<パク・フン著/値段2万2000ウォン>

[アジア経済]私たちには日本と日本の支配集団を見過ごせない。日本軍国主義勢力は東北アジ
アおよび世界平和の秩序を脅かし韓半島統一の最も大きな障害物として作用している。最近、安
倍政府と自民党は自衛隊法改正に出た。彼らは既存の憲法解釈を変更することを決め集団自衛
権を行使、'戦争する国'になった。

安倍および日本の支配集団のルーツは明治維新であり軍国主義という反倫理的理念を土台にす
る。パク・フン、ソウル大教授の著書「明治維新はどのように可能だったのか」は、現軍国主義勢
力のルーツと背景を綿密に分析した本だ。特にこの本は日本近代化過程に対する単調な見解と
偏見をうち破る。

私たちは日本の帝国主義侵略に怒り、そのルーツを明治維新に求める。そして私たちの文物を受
け入れた日本がどのように変革を成し遂げたのかとても心配している。著者は「私たちは通常、明
治維新が当代日本支配層の一部勢力が前近代の残滓である徳川幕府勢力を倒し、天皇を擁立
した新政府が近代化政策を展開した事件程度と理解している。変革の雷管が爆発するまで当代
日本政治史の多層的で立体的な面を分析しなければならない」と説明する。

引き続き「維新直前の徳川幕府は時代の流れに逆らって既得権維持に汲々とした無能な政権と
いう評価も修正する必要がある」と強調する。そこで著者は明治維新を'儒学'の影響で解釈する。
著者によればすでに儒学的秩序にあった東アジア国家と異なり日本は19世紀に達して儒学が盛
んになった。当時、侍社会という兵営国家体制だった日本で儒学は伝統イデオロギーではなく体
制変革的'危険思想'として作用した。

侍たちが儒学経典を講読し、官吏的なアイデンティティが現れて新しい政治体制に影響を及ぼし
た。これは私たちが知っている常識とはかけ離れている。明治維新勢力は海外列強および国際
情勢に対し'誇張された危機意識'と、これに対応するための躍動性を持っていた。これに対し幕府
は支配権を断念することによって明治維新へ行く道の要所に飛び石を置いたというのがパク教授
の説明だ。

パク教授は「歴史学者らがヨーロッパ近代の基準として東アジア近代を研究する場合、多層的で
あり複雑な政治史を正しく解釈できない」と説明する。従って日本の明治維新を正しく眺めてこそ
日本の侵略主義を理解できるという説明だ。これを土台に総合してみれば、19世紀日本の侍(軍
人)勢力が儒学理念を受けて変身する過程で前代未聞の学的ネットワークと政治変革、幕府体制
の動揺などを触発して近代化につながった。従って日本で儒学は変革の掛け橋ということになる。

侍という政治浪人らが儒学的ネットワークを作って、世界秩序に対応するための方案として近代
的変革を追求した。その後、彼らは唯一政党を追求し隣国支配および戦争を行った。

戦後日本は相変らず自民党一党支配を続けている。進んで現支配勢力は東アジアはもちろん世
界を相手に好戦性を表わしている。さらに深い研究が必要だ。

イ・ギュソン記者

ソース:アジア経済(韓国語) 日本軍国主義の根元"明治維新はどのようになされたのか"
http://www.asiae.co.kr/news/view.htm?idxno=2014071110135437756

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