no title1: LingLing ★@\(^o^)/ 2014/07/06(日) 13:45:28.57 ID:???.net
■ナチス戦犯追跡団体「韓国も慰安婦加害者を探せ」

「自分ならたくさんの人を使って責任者を探し出し、法廷に立たせていただろう。これは被害を受けた国が
果たすべき義務だ」「日本を世界で恥ずかしく困難な立場に立たせることは、被害を受けた韓国の義務だ。
慰安婦だった女性がいるのに、なぜ慰安婦を募集した軍の責任者や関係者を探そうとしないのか」

ナチス戦犯を追跡する「サイモン・ウィーゼンタール・センター」エルサレム事務所のエフライム・ジュロフ(66)
所長は先月24日に本紙とのインタビューに応じ、日本による河野談話検証に対する韓国政府の消極的な
対応を批判した。

ジュロフ氏は「私が韓国人であったなら、個人的に用心棒を雇ってでも、日本の軍部による慰安婦募集の
責任者たちを探し出し、必ず法廷に立たせていただろう」と述べた。

ジュロフ氏は被害者である元慰安婦女性たちが生存しているにもかかわらず、加害者が明確になって
いない状況に対して理解ができない様子だった。

ジュロフ氏は「日本の政治家たちが歴史の真実を認めないことが、当然のことだが最も大きな問題だ」とする
一方で「韓国は慰安婦博物館や記念館を大々的に建設し、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の記録遺産に
申請するなどして、全世界に慰安婦の事情を知らせねばならないが、韓国人たちはおとなしすぎるようだ」と
指摘した。

米国系ユダヤ人としてホロコーストについて研究する歴史学者でもあるジュロフ氏は、同センターを設立した
故サイモン・ウィーゼンタール氏と共にナチス戦犯たちを追跡し、1986年にエルサレム事務所の所長に就任
した。現在も情報提供の電子メールを毎日100通以上確認することで1日の仕事が始まるという。ドイツをは
じめ世界各地で自らの正体を偽り、隠れて暮らしているナチス戦犯に対する情報提供は今も相次いでいると
いう。

同センターは米国ロサンゼルスに本部があり、法廷で有罪を確定できるほど信ぴょう性のある情報提供者には、
最大で2万5000ユーロ(約350万円)の懸賞金を支払っている。運営は寄付金で賄われているが、寄付金の額
は昨年だけで2200万ドル(約22億円)に達した。

寄付金は「最後まで戦犯を追跡してほしい」と願う世界中のユダヤ人から送られたものだ。この寄付金によって
センターは毎年ナチスの主要戦犯リストを公表し、新たに懸賞金を準備している。そのためホロコースト(ユダヤ
人大量虐殺)を否定する欧州の右翼団体などからは、殺害予告などさまざまな脅迫を受けているという。

戦後、ナチスの戦犯たちは自らの正体を隠し、米国、英国、オーストラリアなどに移住してひそかに生活して
きた。センターはこれらのナチス戦犯らに市民権を与えた世界各国に対しても、その失政を執拗(しつよう)に
追及している。ジュロフ氏は「現在、彼ら戦犯たちはすでに老い、病気になっているとして責任追及をやめようと
いう声もあるが、これはとんでもないことだ。事件は過去のものだが、罪まで消え去ったわけではない」と語る。
センターの働き掛けで後に各国政府は謝罪し、今は戦犯の追跡が世界で幅広く行われるようになっている。

ジュロフ氏は「韓国政府は日本の良心勢力を積極的に取り込み、彼らと連帯しなければならない」とした上で
「彼ら(良心勢力)に慰安婦関連の資料を探してもらい、これを公表できるよう積極的にロビー活動を展開すべき
だ。残された時間は長くない」と語る。

ジュロフ氏は「事件から時間が過ぎたからといって戦犯たちが死ぬのを待つのではなく、彼らに正義の審判を
受けさせることこそが、歴史を正すことにつながる」「そのことは決して不可能ではないという事実を示すことが、
私の仕事だ」とも述べた。

ジュロフ氏は自らのことを「ナチスの狩猟者」と呼ぶ。ジュロフ氏は「70年が過ぎた今もなおナチス戦犯たちを
追跡する理由は『被害者だったわれわれは常に見ている』というメッセージを彼らに伝えるためだ。このメッセー
ジは戦犯たちに対してだけではなく、歴史を否定する勢力にも同時に送る一種の警告だ」と指摘した。

エルサレム=朴国熙(パク・ククヒ)特派員

ソース 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/07/06/2014070600269.html

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