20140513_091: 動物園φ ★@\(^o^)/ 2014/05/13(火) 15:08:14.99 ID:???.net
旅客船沈没:元法相「韓国社会は『まやかし文化』」
金成浩・元法務部長官、本紙・ソウル大学主催の討論会に出席
災害時のコントロールタワー不在も指摘

 「韓国社会には、全体的に『まやかし文化』がはびこっている。まやかし文化を変えるには、小
さな手抜き一つにも『不寛容の原則』を適用すべき」

 本紙とソウル大学雇用福祉法センター、財団法人「幸福な世の中」は12日、「国民のセーフテ
ィーネット確保のため社会的対立、労使対立をどのように解決していくか」をテーマとする政策討
論会を共同主催した。討論会に出席した金成浩(キム・ソンホ)元法務部(省に相当)長官(64)
は「セウォル号の船会社と乗組員は全てを手抜きで運航し、公務員はこれを覆い隠した。韓国に
は、こうした小さな違反行為や手抜きをいいかげんにやり過ごす『まやかし文化』があるが、これ
を打破しなければ、第2のセウォル号事故は避けられない」と語った。

 金・元長官は「犯罪天国だった米国ニューヨークでは、ルドルフ・ジュリアーニ市長が『赤信号
を無視して横断する人間を処罰できないのでは、殺人犯も処罰できない』として、ポイ捨てや落書
きを根気強く取り締まり、ついには凶悪犯罪も半減させた。これが『不寛容の原則』」と語った。

 金・元長官は「職業意識」の不足も指摘した。セウォル号の船長や乗組員が、最低限自分のやる
べきことをやっていれば、こんな事故は発生し得なかったというわけだ。金・元長官は「われわれ
も、ある種の『セウォル号の船長や乗組員』なのではないかと振り返ってみる必要がある。韓国全
体が変わるべき」と語った。また金・元長官は「学校では、大学に行くための勉強ではなく、共同
体の正しい一員になるための市民教育を強化すべき」と語った。

 さらに「今回の事故を政治的に利用し、社会的対立をあおる人々がいる。今急ぐべきことは、全
国民が力を合わせて事故を収拾し、家族を慰めること」と語った。金・元長官は、乗客192人が
命を落とした2003年の大邱地下鉄放火事件当時、大邱地検のトップとして捜査を指揮したが、
当時もこの点が悔やまれたという。

 金・元長官は「事故が起きたら、現場の専門家に民・官・軍をまとめて指揮できる権限と責任を
与えるべき。韓国社会には、そうした『コントロールタワー』がなく、デマが一層飛び交っている」
と語った。

崔鍾錫(チェ・ジョンソク)記者朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/05/13/2014051301300.html

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