▲金堤市（キムジェシ）アリラン文学村ハルビン歴史建物の2階チョ・ジョンネ大河小説アリラン関連展示室、キムネファン作家の「従軍慰安婦像」


▲チマ（スカート）で少女像を覆った姿.

「芸術かわいせつか」
金堤市（キムジェシ）アリラン文学村にある慰安婦少女像を主題にした彫刻像が論議に包まれた。ハルビン歴史建物2階のチョ・ジョンネ大河小説、アリラン関連展示室には「従軍慰安婦像」というタイトルの彫刻像がある。裸足で立っている女性はチョゴリがからだの半分ぐらいを覆う。チマ（スカート）の間からは右足があらわれる。

彫刻像の下には「韓服チョゴリが裂けて片方の胸が半分ほどあらわになり、スカートが裂けて太ももがあらわれ苦痛を見せる娘、従軍慰安婦の姿」という説明が書かれている。

キム・ネファン作家の彫刻像「従軍慰安婦」がわいせつ的という主張が提起された。金堤歴史研究会パク・チャンヒ(60)氏は「被害をこうむったハルモニの立場では心が痛いようだ。少女の不安は感じられるが、かなり赤裸々に身体を見せているのは望ましくないようだ」と指摘した。苦情がでるとすぐに現在の彫刻像の一部にチマをかけた。

金堤市碧骨堤（ピョッコルチェ）アリラン事店関係者は「慰安婦被害者ハルモニらが日帝の恥辱にあったという教育的な側面から2012年、彫刻像が設置された。わいせつ的という苦情により臨時に彫刻像に韓服を着せた」とした。

キム・ネファン作家の作品説明はわいせつとはかけ離れている。キム氏はCBSノーカットニュースとインタビューで「わいせつ的な意図は全くない。慰安婦被害者が体験した苦痛を表現したもの」と明らかにした。彫刻像を覆った金堤市に対して残念さを吐露した。キム氏は「作品を覆うということ自体、問題があるように見える。あえてわいせつに見えるようにする措置が必要か疑問」といった。

キム氏はまた「真実を美しく包装しようとする観念から脱しなければならない。胸の部分だけ集中的に見れば問題が生じる。作品を全体的に見て時代的状況を共に読めば良い」と強調した。

ソース：ノーカットニュース(韓国語) 芸術かわいせつか…金堤（キムジェ）「従軍慰安婦上「見解の差
https://www.nocutnews.co.kr/news/5125336