2014年6月27日、中国メディア・西陸網は、韓国の民間シンクタンク・峨山政策研究院が行った世論調査で、
韓国人の約7割が中国の台頭に警戒感を抱いているとの結果が出たことに関し、その原因を探った。
中国と韓国は政治面でも経済面でも密接な関係を築いている。
しかし、峨山政策研究院が24日に発表した調査結果によると、約7割の韓国人が中国の軍事面と経済面での台頭に脅威を感じている。
韓国人が中国に対して好感を抱かず、警戒する主な原因について、
専門家はインターネットの発達による中国からのさまざまな情報の伝達を挙げた。
中国語を理解できる韓国人が増加し、中国のサイトから好ましくない情報を簡単に入手できる環境が影響している。
また、歴史的な要因も関係している。
1950年代の朝鮮戦争の際には、韓国は中国と敵味方に分かれて戦い、戦争終結後には、
中国は旧ソ連と北朝鮮の陣営に所属し、韓国は米国側の陣営に所属して両陣営は対立し続けた。
冷戦終結後も両陣営間の矛盾は基本的に解決しておらず、韓国の金大中(キム・デジュン)政府や盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府、
そして現在の朴槿恵(パク・クネ)政府が中国へ接近したため、両国関係が多少良くなったに過ぎない。
1970年代、中国が文化大革命の時期にあった頃、韓国経済は飛躍的に発展し、
「アジア四小龍」(台湾、シンガポール、香港、韓国を指す)と称されるまでになった。
92年に中韓両国が国交を樹立した際にも、韓国経済の水準は中国経済をはるかに上回っていた。
その後、中国経済の発展は目覚しく、中韓の差は一気に縮まり、最終的に中国経済が韓国経済を追い抜くに至った。
韓国人が中国脅威論を語るようになった背景には、3種類の心理状態がある。
1つ目は、中国の台頭に「恐ろしさ」を感じている。
2つ目は、中国の経済発展が「納得できない」。
3つ目は、感情的に中国が「嫌い」だということだ。
中国の台頭に直面して、韓国人は嫉妬するとともに恐怖を感じ、中国が韓国の身辺の覇権国となることを心配しているのである。
中には、中国がこのまま発展し続ければ、歴史上そうであったように、
韓国は遅かれ早かれ中国の属国になるのではないかと考える人もいる。
こうした考えは知識人や軍人、若者の間で目立っている。
2014年6月30日 12時6分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=90435&type=
韓国人の約7割が中国の台頭に警戒感を抱いているとの結果が出たことに関し、その原因を探った。
中国と韓国は政治面でも経済面でも密接な関係を築いている。
しかし、峨山政策研究院が24日に発表した調査結果によると、約7割の韓国人が中国の軍事面と経済面での台頭に脅威を感じている。
韓国人が中国に対して好感を抱かず、警戒する主な原因について、
専門家はインターネットの発達による中国からのさまざまな情報の伝達を挙げた。
中国語を理解できる韓国人が増加し、中国のサイトから好ましくない情報を簡単に入手できる環境が影響している。
また、歴史的な要因も関係している。
1950年代の朝鮮戦争の際には、韓国は中国と敵味方に分かれて戦い、戦争終結後には、
中国は旧ソ連と北朝鮮の陣営に所属し、韓国は米国側の陣営に所属して両陣営は対立し続けた。
冷戦終結後も両陣営間の矛盾は基本的に解決しておらず、韓国の金大中(キム・デジュン)政府や盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府、
そして現在の朴槿恵(パク・クネ)政府が中国へ接近したため、両国関係が多少良くなったに過ぎない。
1970年代、中国が文化大革命の時期にあった頃、韓国経済は飛躍的に発展し、
「アジア四小龍」(台湾、シンガポール、香港、韓国を指す)と称されるまでになった。
92年に中韓両国が国交を樹立した際にも、韓国経済の水準は中国経済をはるかに上回っていた。
その後、中国経済の発展は目覚しく、中韓の差は一気に縮まり、最終的に中国経済が韓国経済を追い抜くに至った。
韓国人が中国脅威論を語るようになった背景には、3種類の心理状態がある。
1つ目は、中国の台頭に「恐ろしさ」を感じている。
2つ目は、中国の経済発展が「納得できない」。
3つ目は、感情的に中国が「嫌い」だということだ。
中国の台頭に直面して、韓国人は嫉妬するとともに恐怖を感じ、中国が韓国の身辺の覇権国となることを心配しているのである。
中には、中国がこのまま発展し続ければ、歴史上そうであったように、
韓国は遅かれ早かれ中国の属国になるのではないかと考える人もいる。
こうした考えは知識人や軍人、若者の間で目立っている。
2014年6月30日 12時6分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=90435&type=
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